M字ハゲの進行について

M字ハゲになると、

  • 剃り込み部分に軟毛が多くなる
  • 軟毛の範囲が広がる
  • 最終的には、生え際、頭頂部全体が薄くなる

問題は、M字ハゲの原因がAGAであるため、M字だけでは留まらず前頭部、頭頂部のすべてが禿げてしまう可能性があることです。

初期のM字ならまだ望みがありますが、進行するほど改善が困難になりますので、現状よりも進行させないように気を付けることがとても大切なのですね。

M字ハゲの進行を写真で解説

【進行前】
生え際のラインがしっかりしている

生え際のラインがしっかりしている男性

M字ハゲの進行が始まる前は、生え際のラインがまっすぐで髪の毛の1本1本が太くてしっかりしています。

【初期段階】
M字部分の髪の毛が細くなる

生え際の毛が細くなり始めた男性

M字ハゲが進行し始めると、生え際両サイドの髪の毛が細くなります。

【中期段階】
M字部分が後退して頭皮が透ける

M字型に頭皮が後退する男性

剃り込み部分に細い軟毛が増えて頭皮が透けて見えます。

徐々に生え際のラインがM字になっていきます。

【後期段階】
M字部分が大きく食い込むように後退する

M字ハゲがかなり進行した男性

M字部分の髪の毛が軟毛から産毛に変わることで、毛がない部分が増えます。

生え際のラインがどんどんM字型に進行してしまいます。

進行が早いのではなく、気がつきにくい

M字ハゲのそり込みの部分は人知れず後退していることが多いです。

そのため、M字ハゲは進行が早いと言われることがありますが、ハゲの進行は一般的にその人それぞれによるものです。体質的なものもありますし、生活習慣からくるものもあります。M字だから進行が早いということはいわゆる都市伝説と考えていいでしょう。

発見が遅れるため進行が早く感じることもあるのですね。

長髪で髪が多いとM字部分が隠れてしまうので気づきにくく、何かの拍子に前髪を上にあげて愕然とすることが多いのがこのパターンです。

ですから、進行が早いというよりも気がつきにくく、気がついたらすでに立派なM字ハゲだったということになってしまうのですね。

気がついてからがスタート

M字ハゲの進行に気がついたときがスタートです。

たとえ発見が遅れたとしても、時間を戻すことはできませんので、事実を受け入れてそこから対策を始めるしかありません。

対策が早いほど改善率が高くなりますので、発見してからは1日でも早く対策を始めることが大切です。

一番ダメなのは何もしないで見て見ぬふりをすること。必ず後悔することになりますので、自分のM字ハゲと真剣に向き合ってくださいね。

M字ハゲの前兆を見逃さないように

生まれつきM字ハゲの人はいないので、どこかでM字ハゲの進行がスタートすることになります。

自分のM字ハゲの進行に気がつくのが早いか遅いかは、日頃の意識や行いが関係しています。

M部分を定期的にチェック

M字ハゲの進行は早い人なら高校生から始まります。

昔は野球部=丸坊主が当たり前でしたし、今の40歳代後半くらいの男性で地方出身なら学生時代は坊主頭が基本という人も多かったので、M字ハゲの進行に気がつきやすかったのです。

しかし、現代では丸坊主の人は少ないですし、まさか自分がM字ハゲになるなんて考えたこともない人が大半ですので、剃り込み部分をまじまじと見る人は少ないのですね。

そのため、ファッションや髪型に芽生える高校時代に美容室に行ったときにはじめて気がついた・・なんてことにも。

親がM字ハゲの人は、いつか自分も薄毛になると考えておいて損はありませんので、M字ハゲの初期症状を見逃さないように定期的にチェックしましょう。

抜け毛をチェック

お風呂に入ったときや、手ぐしで髪を梳いたとき、枕についている髪の毛など、抜け毛をチェックしてみましょう。

寿命をまっとうした髪の毛なら長くて太いはずなのですが、まだ生えきっていないような細い髪の毛だったら要注意。

AGAが進行してヘアサイクルが乱れて髪の毛自体に力強さがなくなってしまい、短いうちに抜けてしまっている可能性が高いです。

正常な状態でも1日に100本ほど抜けるので、抜け毛の本数に神経質になることはないですが、抜け毛そのものの状態には常に注意を払っておきましょう。