ストレス
M字ハゲを含めたハゲについては昔からストレスも原因の一つとして考えられてきました。
薄毛の原因について調べると、すぐに「ストレス」が見つかると思います。
人は生活をしていくために働かなくてはならず、そのためには仕事上での人間関係などが必然的に発生してきます。仕事以外での生活上での人間関係も大きなストレスとなる場合が多いですよね。
いかにかかるストレスと向き合い、それを克服するかが問題となってきているのです。
ストレスによる血行不良
私たちは過度のストレスを受けると自律神経が乱れて血管が収縮し、血液の流れが悪くなってしまいます。
この血行不良こそがストレスとハゲを関連付ける最大の原因といっても過言ではありません。
血液は、髪の毛の成長に必要な栄養を運んでいますので、血行不良になると頭皮の毛細血管まで充分な栄養を届けることができなくなってしまいます。
髪の毛は、毛細血管から毛乳頭細胞に運ばれた栄養をもとにして作られますので、血流が悪くなると抜け毛が増えたり、弱々しい髪の毛しか作ることができなくなってしまうのですね。
ストレスを受け続けると、必ず禿げるわけではありませんが、薄毛の進行を早めるのは間違いありません。
ストレスで円形脱毛症になることも
男性特有のAGAとは違い、女性にも症状が現れるのが円形脱毛症です。
大きいものでは500円玉大にもなるため一大事なのですが、実は円形脱毛症とストレスは深く関係しています。
ストレスを受けると「自己免疫疾患」のリスクが高まり、その症状の一つとして異常をきたした免疫機能が毛根を攻撃してしまうのです。円形脱毛症の原因は諸説ありますが、ストレスによる自己免疫疾患が有力とされています。
年齢が高いほどストレスを感じやすい
一般的には10代、20代の若い年齢は悩みを克服しやすいと言われています。
30代40代になると公私ともにいろいろな問題に直面することになりますので、若い年齢よりもストレスをより強く感じるそうです。
さらに年齢が高くなると、体力の衰えも関係してストレスを受け流すことが難しくなる傾向にあります。
高齢になるほど強いストレスを感じる環境にいると一筋縄ではいかなくなりますので、自分で解消できないときには医療機関での積極的な治療が望まれます。
最悪の場合はうつ病などに移行する場合があります。そうなると薄毛どころではなくなりますので早期の対策がとても重要になります。
ストレスの対策として
日常生活のストレスをできることから一つ一つなくしたり、ため込まないようにするしかありません。
人間関係のストレスはなくすのが困難ですが、考え方を変える、気にしないようにする、思い切って家族や友人に相談するなど、ストレスを緩和する方法はたくさんあります。
家でゆっくりお風呂に浸かったり、カラオケで大声で歌ったり、趣味に没頭することもストレス発散に有効ですので、自分の生活環境のなかでできることから初めて見るのが良いと思います。