睡眠不足

生活習慣の乱れによるM字ハゲへの影響はよく取りざたされます。

その中でも「睡眠時間」や「睡眠の質」がM字ハゲに与える影響は特に大きいです。

成長ホルモン

成長ホルモンは私たちが寝ている間に分泌されるホルモンで、骨や筋肉を作ったり、身長を伸ばす作用があります。

また、成長ホルモンは、別名「若返りホルモン」と呼ばれ、老化の防止や、髪の成長にも関係しています。

しっかりと質の良い睡眠を取ることは、髪の毛の成長だけでなかく健康にも良いことばかりですので寝不足にならないように気を付けましょう。

成長ホルモンは加齢と共に減少

私たち大人は子供の元気な姿に時には驚かされることがありますが、子供は成長ホルモンの分泌が盛んなので、体のさまざまな部分が発達し、日々元気に活動しているのです。

この成長ホルモンが分泌されるピークは文字通り成長期である10代半ばと言われ、 成長が止まる10代後半から減少し始めます。

成長ホルモンが髪の毛を発育させる働きを活発にしているので、10代の時は誰でも髪の毛の心配はないでしょう。

しかし、加齢とともに成長ホルモンは減少していきます。

成長ホルモンは減少しているのに、成長ホルモンが多く分泌される睡眠時間も少なくなってしまうのではまさにハゲてくださいと言わんばかりなのですね。

成長ホルモンを最大限に活かす生活を心がけよう

成長ホルモンは睡眠中なら分泌されていますが、実は分泌量が特に多くなる時間帯が夜の22時から翌2時までの4時間なのです。

この4時間をまるまる寝ることができたら、成長ホルモンの恩恵を最大限に活かすことができるので、薄毛にも効果が期待できます。

睡眠時間を確保できないときでも22時~2時まではしっかり寝ていたいところですね。

一番いけないのは深夜の2時過ぎに寝る生活習慣です。

これは成長ホルモンの分泌をわざわざ避けているとしか思えませんから生活の改善が必要ですし、常に睡眠不足になってますます頭髪に悪い影響を与えてしまうのです。